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「成道会講演会」が行われました

2016/12/14

「成道会講演会」が12月13日(火)に開かれました。「成道会」(じょうどうえ)とは道を完成されたという意味で、お釈迦様が苦しい修行のあと、菩提樹の下で瞑想され、心のすべての迷いを振り切って、12月8日の未明、東の空に「明けの明星」をご覧になり、偉大な悟りを得られた事をお祝いして行われるものです。

愛知中学ではこれをお祝いして、毎年講演会を行っています。「命を大切にする心を育む」が大きなテーマですが、今回は「暮らしデザイン研究所」の森下真紀先生を講師に「物と暮らす ~日々の週間がつくる私たちの未来~」と題して講演をしていただきました。毎日の生活の中で、身のまわりの物を整理整頓することは、物を大切にすること、そしてそれは人々や命に感謝することになり、周りの人や自分を信じることにつながることを教えていただきました。

禅宗の修行僧が使用する個人の食器「応量器」(おうりょうき)も見せていただきました。森下先生は普段の生活でもこの応量器を活用されているとのことでした。大変機能的な食器なのですが、その使用には厳しい作法があるということも分かりました。