フォト&ムービーレポート

「インドネシアの高校生とオンラインでディスカッションしました」(国際教養コース) 2025.5.27


この日、2年12組(国際教養コース)の13名は、インドネシアのSMAK2プナブール高校の生徒たちと、「水」をテーマにしたオンライン・ディスカッションを行いました。

本校の生徒たちは、入学時からオンライン英会話を継続的に実施し、英語の外部検定試験の学習を重ねることで、語学力を着実に向上させてきました。今回、インドネシアの高校生との交流の機会に恵まれ、語学力の成果を発揮するとともに、英語を通じてアカデミックな学びを深める場として、本企画を実施しました。

水は、SDGs(持続可能な開発目標)の中で重要な役割を果たしています。目標6「安全な水とトイレを世界中に」は、すべての人が清潔で安全な水を利用できることを目指しています。今回は、身近な「水」というテーマを通じて異文化理解を深めることを目的に、3つのセッションに分かれてディスカッションを行いました。

グループ1は、「食における水の役割」について議論し、両国の食文化に関する話題で盛り上がりました。

グループ2は、「お風呂とトイレにおける水の役割」について議論しました。足りない語彙をグループのメンバー同士で補い合いながら、円滑なコミュニケーションに努めました。

グループ3は、「水害」について議論しました。難しいテーマではありましたが、画像を共有しながら工夫して日本の水害事情について説明しました。

当初は緊張した様子でしたが、ディスカッションが進むにつれて、次第に表情も和らいでいきました。

ディスカッション終了後には、「もっと話したかった」「次は違うテーマで議論したい」といった声が上がりました。また、今回の交流をきっかけに、お互いの国を訪れてみたいという声も聞かれました。

本コースでは、今後も英語を手段として異文化理解を深め、幅広い教養を身につけていきたいと考えています。