【土曜講座特別講演会】サイエンス作家・竹内薫先生が高1対象に講演
4月19日(土)、土曜講座特別講演会が行われ、高校1年生と希望生徒・保護者が参加して実施されました。
今回は、サイエンス作家でZEN大学教授の竹内薫先生をお招きし、「未来で働くために必要なこと ~今存在しない職業に就く君たちへ~」と題してお話いただきました。
竹内先生は、東京大学大学院(高エネルギー物理学理論専攻)を修了後、サイエンスライターとして物理学の解説書や科学評論を中心に、これまで150冊を超える著作を発刊されています。
講演では、最初に、「変化は避けられない」という認識のもと、AIをはじめとする人工知能の発達が急速に進む「第4次産業革命」の真っただ中の現代世界における日本の現状が紹介されました。そのうえで、人間と人工知能の決定的な違いは意識(=心)を持つか否かであり、人間は意識(=心)を持つからこそ、なんでもゼロから作り出す特権を持っているとお話しされました。そして、若い高校生たちには、人間ならではの特権を生かしてこれからの社会で活躍する必要があること、そのために若いうちに自分の得意なことや好きなことをとことん探究することが大切になるとお話しされました。生徒にとって、今後の自分を切り開くための大きなヒントとなる内容となりました。
講演後の質疑では、多くの生徒が質問に立ち、闊達なやりとりがなされました。


