フォト&ムービーレポート

カンボジア研修フォトレポート(2)


2日目は早朝7:00前にホテルを出発し、アンコール遺跡の入場チケット(1日券)を購入しました。チケットセンターの規模が大きく、混雑のほどがうかがえます。

彫刻の精密さ、いまだ続く復旧工事、内戦時の銃弾・ロケット弾の痕、本尊をサンバン氏のガイドとともに丹念に見学しました。第三回廊では階段の傾斜に少々おじけづくも、階段の上にある涅槃仏を参拝するとともに回廊からの眺望を楽しみました。

マイクロバスに乗り換え、アンコール・トムの中の顔の彫刻が有名なバイロン寺院へ向かいます。寺院のたもとで遺跡の修復作業を体験しました。石材の洗浄・ひび割れの補修・表面の加工を交代制で体験。現地の作業員に教わりながら皆、無心で黙々と取り組みました。その後、バイロン寺院内を現地で修復作業に従事する成井氏のガイドにて見学しました。遺跡修復の苦労話や、石組みの構造などにも話が及び、有意義な時を過ごしました。

市内のレストランで昼食(中華料理)後、ホテルで休憩し、次のプログラムに向けて英気を養いました。

午後は一二三日本語学校へ向かいます。植樹をした後、トマトの肉詰め(カンボジアのポピュラーな料理の一つ)・パイナップルの皮むきなど、夕食づくりを体験し、日本語学習の授業にも参加しました。日本の生徒が日本の都道府県名を教えた後は、カンボジアの生徒が会話形式で日本の生徒にカンボジアの地名を教えるといった双方向の授業が展開されました。別のクラスでは寸劇、グループで作文や短い話を作る授業が行われました。共通するのは、「面白いものを作りましょう」。

夜のミーティングでは「日本との共通点・相違点・自分なりの注目ポイント」を全員が発表しました。また、旅も折り返し地点となるため、行動のメリハリをつけること、団体行動を円滑に行うことを再確認できました。