「あいちの未来をつくる子ども・若者育成支援フォーラム」発表

11月20日(土)愛知芸術文化センター12階アートスペースAにて、「あいちの未来をつくる子ども・若者育成支援フォーラム」が、愛知県県民文化局県民生活部が主催で行われ、本校からは、高校1年生の茂森小想さんと高校2年生の石田結梨さんが発表者として参加し、また、茂森さんはパネルディスカッションにも登壇しました。

まず、7月20日(火)に本校にて開催されました「未来をつくるユース会議(尾張会場)」でのグループディスカッションを踏まえ、学生が積極的に社会貢献できない原因(お金がかかる・時間がかかる・勇気がない・知らない)を分析し、その問題解決のための方策(SNSや授業での情報発信・教育プログラムでのボランティア活動)を提言しました。

また、パネルディスカッションでは、愛知教育大学教育学部准教授の西尾圭一郎先生の司会の下、アジア車いす交流センターオフィシャルサポーターの伊集 南氏、国際連合地域開発センター研究員の泉川雅子氏、名古屋わかもの会議メンバーの稲熊 亮氏らと現在と今後の社会貢献活動の在り方について意見を交換しました。その中で、茂森さんは、社会貢献活動をより実感することのできる工夫や仕掛け、例えばゴミ拾いの写真をSNSにアップすることで、若者に人気のアパレルブランドの限定商品が購入できるなど、をしていくと良いのではないかと提言しました。また、将来起業することでそれ自体が社会貢献活動になり、他力本願ではなく自ら楽しみながらやっていきたい、と将来の抱負を述べました。

茂森さんや石田さんのように、社会をよりよくしていきたいと自発的に動いている生徒が本校でさらに多くなるよう、学校現場で取り組むべき課題がまだまだあると実感した一日でした。

(高校教務部長 五十嵐真人)

  • 発表の様子

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