「未来をつくるユース会議(尾張会場)」を本校にて実施

7月20日(火) 終業式後、「未来をつくるユース会議(愛知県県民生活部社会活動推進課主催事業)」が実施されました。会場となった会議室には、本校の高校生53名(希望者)と、他の5つの高校から42名の高校生が参加し、手指消毒と検温、部屋の換気等の感染対策を施しての開催となりました。

最初に愛知教育大学の西尾圭一郎先生から、若者の社会貢献活動への参加をめぐる諸課題についてのレクチャーがあり、「自分にとっての社会貢献」の重要性について説明がありました。その後、自分たちが暮らす世の中にはどのような社会貢献が必要であるか、また若者の社会貢献活動を増やすために必要な具体的な準備や働きかけについて、2時間にわたってグループワークが行われました。その後、話し合われた若者の社会貢献活動を阻む社会的な課題と、それらを解決するための具体的な方法について提言をまとめ、16グループがそれぞれしっかりと発表をしました。

参加した高校生たちは学年と学校の枠を超えて、社会に貢献するための具体的な取り組みについて活発な意見交換を行いました。今回の会議は、高校生が社会貢献活動をより身近にかつ真剣に考える大変貴重な機会となったとともに、ボランティア活動を学校行事・授業に取り入れる、校外のボランティア活動の周知を学校発信で行い、若者をより自主的に社会貢献活動に従事させる、などの高校生の提言を今後少しでも学校教育現場で実現していくために何ができるかを考える大変有難い機会ともなりました。(高校教務部長 五十嵐)

  • グループワークの様子

  • 各グループでまとめた提言を発表します