
昨年12月、愛知高校国際教養コース2年の粂内快斗君が、カンボジア・シェムリアップの農村に浄水器を届けるプロジェクトを自ら企画・実行しました。高1の研修旅行で現地を訪れた際、NPO法人Earth treeとの出会いを通して、子どもたちが安全な水を得られず健康を損なう現状を知ったことが出発点でした。
帰国後、特別講演会で㈱矢場とんの鈴木前女将の講話に触れ、人のために行動し続ける姿勢に強い刺激を受けました。その志を自身の挑戦に重ね、クラウドファンディングで浄水器を届ける企画を立ち上げました。呼びかけは大きな反響を生み、1カ月で目標を大きく上回る支援が寄せられました。
集まった資金をもとに再びカンボジアを訪れた粂内君は、浄水器を届けるだけでなく、自ら泥にまみれて設置作業にも参加しました。村の人々と共に汗を流し、子どもたちが安心して水を飲めるようになる様子を見届けることができました。彼は「支援する側・される側ではなく、同じ地球に生きる仲間として関わりたかった。心の距離が縮まったことが何よりの財産」と語ります。
現在は、この経験を校内発表会や全国スピーチコンテストで伝えるため、資料作成を進めています。国際教養コースでは、先日紹介した明翫大介君の取り組みを含め、生徒がゼロから企画を立ち上げる学びを重ねています。これからも世界で得た気づきを行動へとつなげ、未来を切り拓く生徒を支えていきたいと思います。






