東京大学見学ツアー

11月3日土曜日、高校1年生28名が、東京大学見学ツアーに参加しました。午前中は、早稲田大学と青山学院大学の２グループに分かれ、それぞれの文化祭を見学しました。青山学院大学では、本校OBの寺尾敦教授にご多忙の中にも関わらずお越しいただき、キャンパスツアーをしていただきました。寺尾教授がご勤務されている青山学院大学社会情報学部は理系からも文系からも進学することができ、かつ学内トップレベルの就職率を誇る学部とのことです。また、両大学において、本校OBOGに数多く声をかけられ、生徒たちは戸惑いながらも嬉しそうな様子でした。

午後は、東京大学本郷キャンパスを訪問し、現役医学部生と現役医師にキャンパスツアーをしていただきました。赤門の中の広大な敷地の中では、地元の家族が一家団欒を楽しむ姿や、安田講堂の重厚な佇まいの背後に、新しく建設された医学部棟など、伝統の中の革新を垣間見ることができました。また、現役医学部生に様々な質問を投げかける本校生徒の姿に、引率として頬が緩みました。

参加した在校生の学びの記録（ベネッセ　マナビジョン　ポートフォリオ）には以下のようなものがありました。

「11月3日、私は学校が企画した、東京大学見学ツアーに参加しました。スケジュールは午前中に早稲田大学の学園祭を見学し、午後からは東京大学内を見学するというものです。私がこのツアーに参加した理由は、関東か関西の大学に行きたいと考えていますが、まだ決めきれていないのでツアーに参加する事で自分の大学選びの参考になればと思ったからです。早稲田大学は人気がある大学なので、学園祭もお客さんであふれていました。学園祭の企画で猫の保護活動をしているサークルの企画に参加しました。参加した感想は、動物と人間が上手く共存していく事は素晴らしいと思うし、自分も何かできることを探して行きたいと思いました。東京大学では、現役東大生の大瀧さんと卒業生の安田さんに案内して頂きました。よくテレビで見る安田講堂を自分の目で見ることができて感動しました。キャンパス内の緑が豊かな所も魅力的でした。私の今の学力では早稲田大学も東京大学も届かない所にあります。ですが、あと1年半の間に人一倍勉強を頑張り、少しでも手が届くように学力を向上させたいです。今回参加してみて、今後の高校生活は、勉強に人一倍励んでいこうというモチベーションアップに繋がりました。そして、私は関東の大学に入りたいと思いました。関東の大学はどこもレベルが高いので、大学の出題傾向も調べて、早いうちから対策していきます。」

このような「外を知る」機会を経て、生徒たちはさらなる高みへ進んでいってくれる、と確信する一日でした。（高１引率代表　安田・五十嵐）